最近の時計趣味
だいぶ時間が空いてしまいました。
相変わらず趣味の時計活動は続けてまして、最近の活動を記録しておこうと思います。
まず何より、触れておかなければならないニュースをひとつ
【Lundis Bleusが東京で取り扱い開始】
https://twitter.com/khaseji/status/1165643260078899200
hps://twi://twitter.c/khasejius/1165643260078899200
私が特別な思い入れを持つブランドがついに日本の取扱店を拡大しました!嬉しい!!
今までは奈良にある知る人ぞ知る小柳時計店のみでしか取り扱っていませんでした。ちなみに小柳時計店はずーーっと行きたいと思い続けてるのですがなかなか奈良まで足が、、、
http://lundis-bleus.jp/company.html
恐らく関東の人でLundis Bleus気になっていた人も実機が見れず購入に至らない人はいたと思います。そんなあなたに!
三越で取扱い開始します!
大々的なニュースリリースが見当たらないのですが、日本橋・銀座・新宿で取扱い開始しているようです。以下はこの夏リニューアルした日本橋三越のリンク
私はすぐ銀座まで見に行って、2年以上前にこのブランドに出会った気持ちを思い出し、ひとり感極まっておりました。当時のブログはこちら
https://watch-media-online.com/blogs/804/
次に最近嬉しかったことをひとつ
【時計興味なかった人が機械式時計買ってくれた】
いやー、これは嬉しかったですね。周囲に時計好きなことを公言していると、時々嬉しいことに時計を買っちゃってくれる人がいます(時計沼へようこそ)
そんな方の購入した時計をゆっくりと拝見させてもらうという完全に俺特イベントがありまして、それはそれは俺特でした。
眼福でした。時計の魅力は本当に人それぞれなので、時計には時計以上の何かがあるのでしょうね、、
ということでBeyondwatchmakingも先日行ってきました。時計以上の何かって何でしょうね??(無理矢理
http://beyondwatchmaking.audemarspiguet.com/exhibition/index.html
11/4(月)までなのでこれも明日が最終日!まだ見てない人は急げー!!私は何故かジュールオーデマのグランドソヌリの美しい音色をムービーで記録することが出来ました…
実は羽生さんもAPオーナー(記事によると手巻のジュールオーデマを15年愛用)
http://beyondwatchmaking.audemarspiguet.com/theroom/story/8/
数ある時計ブランドにはそれぞれ歴史や哲学、設計思想や販売流通戦略が当然違うので、よくよく調べれば嫌なことも目につきます。「良し悪し」と「好き嫌い」は切り分けて、みんなが時計を楽しめたらいいですね。
機械式時計分解組立用としてピンセット(DUMONT)とドライバー(BERGEON)を購入!!少しずつ自ら機械をいじる環境を整え始めました。まずは懐中時計からやってみる\(^^)/ pic.twitter.com/QnvAgvfjA1
— はせじ(時計垢) (@khaseji) August 17, 2019
一生モノとして買った時計 ビッグ・レベルソ(名機cal.822)(後編)
はせじです。
さて、後編です。
前編では時計趣味で大切にしていること、足を使って直感的に好きな時計を3本まで絞ったところまで書きました。
後編では、一生モノとしてビッグ・レベルソを購入するに至った経緯をつらつらと書いていこうと思います。
ちなみに購入したのは2018年春なので、もうだいぶ月日は経ってしまいました。それからまた色々な時計と出会って考え方が変わった(深化した?)点もありますが、当時の感覚を思い出しつつ文字にしていこうと思います。当時あれこれ悩んだときに時計仲間に相談した時のメールなどを見返すと、とても懐かしい気持ちになるとともに、ご縁に改めて感謝感謝でございます。
<2択からが絞れない>
前編で書いた3本から、次の2本まで直感的に絞りました
①ショパール・LUC
②ジャガールクルト・レベルソ
さて、ここからです。ここからが絞れません。
ショパールブティックには何度も足を運びました。XPSいいですよね。ちょうど足を運んでいたときにステンレスのXPSが在庫であるという時もあり、もうその場で決めようかと思った時もありました。
一方、ジャガールクルトもブティックや百貨店、中古屋を色々と巡りました。レベルソでも色んな種類ありますよね。裏面も文字盤のタイプ(デュオ)や、限定モノなどまで視野に入れ始めるとキリがありません。。。
<名機cal.822との出会い>
ここで、題名にある名機cal.822に少し話が近づいていきます。
2017年9年。私はジャガールクルト銀座並木ブティックで開催されている「マスタークラス」に参加しました。その時の感想を、Watch Media Onlineに投稿してます。
ここで、私はジャガールクルトーの時計修理技師さんとともに、実際に機械(ムーブメント)を一通りピンセットとドライバーを使って、分解と組み立てを行いました。
拡大鏡(キズミ)を装着して、ネジを1本ふっとばして紛失させながら(本当にごめんなさい)何とかやり終えたときはとても感動しましたね。。キズミから見える精密な機械の美しさ、くみ上げた時のテンプが動き出す時の感動、チューニングの職人技、、私の大切な原体験のひとつです。
この時の経験から、初めて自らの手で機械に触れた時計としてジャガールクルトは特別な存在になっています。で、その時に丁寧に根気よく付き合っていただいた修理技師さんにこんな質問をしてみたのです。
「ジャガールクルトのムーブメントを一通り触っていると伺いましたが、機械として最も優れているキャリバーは何だと感じますか?」
この答えで返ってきたのが、題名にあるcal.822になります。
<cal.822ってなんだろう・・・?(ここだけ専門用語あり)>
ちょっとググってみよう。ジャガールクルトで働いている人のみならず、時計愛好家や時計雑誌でも実はcal.822は名機として取り上げられていることが多いです。
例えば下記愛好家ブログを引用させていただくとこんなこんな説明があります。
http://www.geocities.co.jp/Stylish/8604/HTML/R_Movement.html
<Cal.822>
代表的な時計: Big Reverso
1992年、21石の手巻き角型メンズ用キャリバー。モセコ三針、6振動。
私見:
非常に古典的な外見を持つ、比較的新しい設計のキャリバー。角型スモセコ輪列の王道をいく設計。PP9-90やIWC87などと輪列配置は基本的にほぼ同一、というかもはやいじりようのない配置であろう。
この年代で設計されたものとしては奇跡的とも思える、チラネジつきテンプ。ブリッジの分割形状や大きな2番の見え方など、個人的には大変に好きなキャリバー。手巻き感も最高に好み。コハゼの構造が比較的簡略なものとなっており、その味を感じる巻き心地となっている。5姿勢調整が標準で、精度の面でも申し分ない。スピロフィンつきで緩急調整はこれによるファインアジャストができる。さらにガンギ車の受けにも伏石(Capped Escape Wheel)と耐震装置が標準、香箱真も石入りと言うド級のスペック。素晴らしい!
この機械もJLCの他の機械の例に漏れず、コンプリモジュールを追加することを前提に設計されたため実は2.3mmとかなり薄い機械であり、この点でもJLCらしいといえる。なおVCやIWCにも出している(VCの正方形の時計にこの機械はいささか合わないと思うのだが)。ランゲの角型機械との関係が注目されるが、JLCは無関係と言う。
今でこそ私はだいたい理解できます。ただ、今まで時計のことがよくわからない読者の目を意識して分かりやすい表現を貫いていたものの、ここで完全に置き去りになりましたね。中段にある「素晴らしい!」に共感できる方は是非談義しましょう。笑
若干テクニカルな要素については別途ブログを書く予定です。(それにしても上述したブログの完成度というか、熱量がハンパじゃない)
<cal.822復活・・・?>
さて、ここら辺までくるとcal.822が搭載されてる時計が欲しいなーと思ってくるわけです。そんな時にこんな時計雑誌クロノスの編集長広田さんがこんなことをつぶやいていました。
「名機cal.822が復活するらしい」
レベルソ・クラシック・ミディアム・スモールセコンドがcal.822を搭載して発売されるというニュースが時計界隈を賑わせました。
もちろん私も実機を見るべくブティックに赴いた。しかし、大人気でバックオーダーしかない状況。実物を見ることなくオーダーするということは、なかなか私にはハードルが高く、またもや悶々とする日々がつづいた。その後百貨店でたまたま見る機会に恵まれ、私の心はほぼ固まった。と思いました。。。
<882A/2...?>
「レベルソ・クラシック・ミディアム・スモールセコンドを買おうか本気で悩んでいる」と何人かの時計愛好家に相談してみました。反応は様々でしたが、とある桁違いの愛好家の方々に聞いて、私はとてもシンプルなことに気付きました。
レベルソ・クラシック・ミディアム・スモールセコンドのキャリバーは822ではなく、822A/2である
この差が私を決定的にビッグ・レベルソに向かわせる要因となりました。。
後編と言いつつ終わらなかったので続きは最終回で!
一生モノとして買った時計 ビッグ・レベルソ(名機cal.822)(前編)
お久しぶりです。はせじです。
また時間が空いてしまいました。久々にブログを書くとなるとワクワクします。
全く更新していない数か月の間も毎月pvが1000くらいあるのですが、一体どなたでしょうか・・・?感想でもいただけると嬉しいです。
今回は去年購入した時計ビッグ・レベルソ について書こうと思います。
時計趣味として最も楽しい時間のひとつが、何を買おうかあれこれ悩んでいる時だったりします。そんなホイホイ買える金額でもないですしね。
どういうシーンで使おうか、どんな作り手の時計にしようか、どんな形にしようか、どのくらいの予算で買おうか、などなど悩みはつきません。
結局時計を買うための言い訳を並べ立てているだけのようにも見えますが、一定の切り口・制約の中で納得いく時計を見いだせるかのプロセスが楽しいのです。その過程で自然と知識がついてきて、足を運んでいるうちに思いがけぬ縁があってその時計に出会ったり。
私はその時計にたどり着くのに1年ほどかかりました。到底数百文字で語れるものではないのですが、つらつらと振り返りながら前編後編と分けて綴ってみようと思います。
<自分が時計趣味で大切にしていること>
当たり前ですが時計には様々な種類があって、それだけ時計に対する接し方も千差万別です。そんな中で、私は次の記事に書いてあることをとても大切にしています。
「好き嫌い」は、ほぼ、その人の感性による。あくまで個人に立脚するので一般化・普遍化できない。強いて言えば「綺麗なもの」「カッコいいもの」が好き、ここまでは言えるかもしれないが、どんなものを綺麗と感じるか、カッコいいと感じるかは、一般論として論じることができない。感性は感情と置き換えることも出来るかもしれない。きわめてファジーなのである。
一方で、「良し悪し」は、それを判断する為に”知識”と”経験”が必要である。言い換えると知識と経験に基づく「知性」である。特に”知識”は、一般化・普遍化・明文化できる。あまりファジーではない。”経験”も、好き嫌いという”感性・感情”ほどファジーではないだろう。
以上を単純化すれば、「好き嫌い」は”感性”、「良し悪し」は”知性”による。
自分なりの解釈を一言でいうと、何か時計を見た時に次のように言える状態になっているのが理想的。
「この時計は良い時計ではないかもしれないけど、私は大好き。好きだからしょうがない」
このギャップが、ふわっと使われる「ロマン」という言葉の正体なんじゃないかなーと思ったりしている。
例えば、とある時計仲間で機械式時計に実用性を求める人がいる。
実用性の基準として、精度は勿論のこと、帯磁性や視認性などいくつかあるが、これらを突き詰めると機械式時計ではなくクオーツやデジタル時計になる。アップルウォッチなんて最良。つまり、機械式時計は実用的に「良い」時計とは言えない部分が多い。でも、懲りずに実用性のある機械式時計を「好き」だから買い続けている。言語化できない機械式時計のロマンがあるんですよね。
<一生モノの時計が欲しい>
さて、一生モノの時計を探すにあたって、一生モノを定義しておくと、「適切なメンテナンスをする事で一生使い続けられる時計」という以上に「世代を超えて受け継ぐことのできる時計」を呼んでいます。
今回は結婚式のメモリアルウォッチということもあって、いつか子供に譲ることも視野に入れてます。そして、欲を言えば自分を体現してくれるような名刺のような時計が欲しいと思ったり。
ということで、今回のコンセプトに沿う必要な要素は・・・と小難しく考えるのもなんだか面白くないので、とりあえずめちゃめちゃ足を使って都内の時計屋さんを巡りまくりました。そして直感的に好きだったシリーズが下記3つ
・ショパール L.U.Cコレクション(リンクはKIHさん渾身の工場訪問記なので時計工房がどんなものか、ショパールに興味のある方は時間あるときに是非ご一読を)
・ブランパン ヴィルレ
・ジャガールクルト レベルソ(リンクはおなじみ時計雑誌クロノスの圧倒的情報量レベルソ連載記事)
(ちなみにランゲとグロスマンは予算オーバー。笑)
<さて、選べない>
どれも直感的に好きで何度も見に行ったけど、どれも好きなことは変わらなかった。
でもひとつしか買えない。困った。
そんな2017年の秋。こんな記事を見たのを覚えている。
"惜しまれつつ生産中止になった「ビッグ・レベルソ」の後継機。名機Cal.822を小ぶりなステンレス製のケースに搭載する。"
ここから、私はムーブメントにより着目するようになりました。
ビッグレベルソにたどり着くまでもう少々あるので続きは後編で。
はせじ
【Kikuchi Nakagawa Murakumo】実機レビュー
はせじです!
前回の記事からだいぶ時間が空いてしまいました。
最近は時計業界の人と間違えられることもありますが、
ちなみに、最近買った時計はジャガールクルトのビッグレベルソ(
前置きが長くなりましたが、今回書く内容はこちら。
【Kikuchi Nakagawa Murakumo】
菊池 悠介
東京大学建築学科卒業後、国内ソフトウェアベンダーに就職。
中川 友就
刀匠での修行の後に時計師へ転向。時計専門学校卒業後、
イマジナリー・ウォッチメイキング
私達は相反する二つの理念を持っています。
- 金属の持つ抽象性を引き出し、
道具の域を超えた金属芸術を追求する。 - 機械式腕時計黄金期である30年代-
50年代の延長として道具としての正統な時計を作る。
この強烈な矛盾の共存こそが私達の創作の原点であり、
【ブラックポリッシュ】
— はせじ(時計垢) (@khaseji) September 16, 2018
時計を好きになった理由のひとつが研磨の美しさ。時計師中川さん(@T_NAKAGAWA_ )の研磨済ケースは近くで見ると恐怖すら感じてしまう。塗装ではなく、究極まで平面に研磨すると不思議と黒く見えてくる。手作業によるブラックポリッシュは日本人の気質に合った世界に誇る技術。 pic.twitter.com/35sNxqR2A9
【Kikuchi Nakagawa Murakumo】
— はせじ(時計垢) (@khaseji) September 14, 2018
ついにオーダー開始した日本発の機械式時計。早速SJXが取り上げています。個人的に超応援中!@KIKUCHINAKAGAWA
菊池さん→ @ramonne_nanora
中川さん→ @T_NAKAGAWA_ https://t.co/WWuocVxRMf pic.twitter.com/5HLj3vOYpI
ここまでお付き合いいただいた方、ありがとうございます!
はせじ
レビュー記事書いてみた
私の大好きな時計です。通っている喫茶店で撮った一枚。
お久しぶりです。はせじです。
前回の記事からなんと2ヶ月も期間が空いてしまいました。
すっかりツイッター中毒になってしまい、日々思っていることを垂れ流しているとブログに書くようなことがなくなってました。笑
最近はツイッターをアイフォンからアンインストールしてパソコンから時々確認するスタイルに切り替えたので、時々ブログで発散することになると思います。
ということで、今回は前回の「レビュー記事って何?」に呼応する形で実際に「レビュー記事書いてみた」というブログを書いてみます。
今回書いたのは私の大好きな時計、Lundis Bleusです。
もうビジネスの要素を一切気にせず、純粋にこの時計を少しでも多くの人に知って欲しいという純粋な気持ちで勢いよく書きました。
最近色んなイベントに顔を出してみたご縁もあり、ゲストブログという形でWatch Media Onlineにてレビュー記事を掲載していただきました。
新興ブランドでまだ日本にも代理店が存在しない状況下では、このブログがメーカーのブランドイメージを損ねるかもしれないという懸念はありながら、一方で、オーナー自身が発信していくことで認知度を少しでも向上させていく活動が大事だと思っています。
実際にこの記事は公開後2日で500viewを超えて様々な方に発信することができました。個人的にとても良い機会になりました。a-lsさん、この場を借りて御礼申し上げます。
今はさらにこのブランドを応援するために、創業者と一緒に日本語版HPの作成をしています。翻訳業務はとても面白いです。ただ英語を日本語にするだけでなく、そこに込められた思いをコミュニケーションしながら誰よりも理解していくプロセスがとても好きです。
またいつか日本語版HPが完成したら、このブログで報告できればと思います。
今回はこの辺で。
レビュー記事ってなんだろう
毎度お馴染みにしつつある冒頭の美しい写真。今回はペアーショットです。
ここまで品と可愛らしさと美しさを兼ね備えた時計もなかなかお目にかかりません。
人によって時計に興味を持つきっかけになるモデルは様々。そんな写真を毎回ブログの冒頭で紹介していきたいと思います。
もう7回目の更新になります。はせじです。
ここ数日記事を更新していないのに毎日40viewくらいあって驚いています。今日会った友達にもブログ見てると言われて嬉しかったです。
さて、今日はレビュー記事について考察してみたいと思います。
皆さん時計について購入するとき、必ず時計について色々と調べますよね。ブランドのHPみたり、店舗に直接触れに行ったり、価格コムとかで評判見たり。まあそんな数あるソースの中で「レビュー記事」って個人的に結構大事だと思ってます。
私が最近購入したLundis Bleusというブランドのレビュー記事を某ブログに寄稿することになったこともあり、皆さんがレビュー記事に求めることをアンケートにとってみました。
ダントツの一位は「様々なシーンでの写真」という結果。これはLundis Bleusが日本に販売店が無く直接見る機会が皆無なことが関係しているのだと思います。ということで、仕事の合間や休日でたくさん写真を撮りましたのでレビュー記事ではお楽しみください!
次は「時計師とのやり取り、こだわり」と続きます。新興ブランドならではの密な時計師とのやりとりや、独立時計師ならではの経済合理性に縛られないこだわりが強く反映されたデザインやコンセプトが求められてるのかなと思ってます。HPもまだ英語とフランス語しかないこともあり、あまり日本語の情報が出回ってないのも事実ですね。ここら辺は噛み砕いてお伝えしようと思います。
そして「基本スペックまとめ」です。まあこれは他の記事でうまくまとめてるんですが、、いかんせん英語なんですよね。時計師のこだわりが反映されているスペックだけ掻い摘んで書きます。
最後に「使い勝手、メンテナンス体制」ですが、これが最下位なのは意外でした。これよりも、「はせじ自身の感想が聞きたい」という嬉しいコメントを複数いただいたのでそちらを優先しようかと思います。
ということで、レビュー記事に求めることでした。探している時計の情報入手難易度に応じてレビュー記事に求められる要素も違うということですね。
今回もアンケートにご協力いただきありがとうございました!
はせじ
時計を通じた出会い
もっと近くで見たくなる吸い寄せられるようなムーブメント。。
200年ほど前のフランス系懐中時計です。
私は個人的に腕時計よりも懐中時計が好きだったりします。ムーブメントの美しさを楽しむなら懐中時計です。
ちなみにこれはCWYEの懐中時計マニアの方からいただいた写真です。
http://usawwefuns.wixsite.com/cwye
※リンクはCWYEのサイトです
6回目の投稿です。はせじです。
今回は時計を通じた出会いについて書こうと思います。
この世に趣味ってたくさんありますよね。テニス、ランニング、読書、映画、音楽、登山、喫茶店巡り、プラモデル作りなどなど枚挙に暇がありません。
飽き性な私は色んな趣味に手を出してきては長続きせずにいました。
でも、時計は半年経った今全く飽きてません。その理由は何点かありますが、そのうちひとつが「出会い」ですね。
時計という趣味を通じて色んな人に出会えましたし、これからもその方々を通じてまた色々と出会っていける気がしてます。それがとても楽しみです。
偶然か分かりませんが、今まで会った時計好きな方に誰一人として悪い方がいません。なんでなんでしょうね。本当に皆さん博識なのにおごることもなく、色々と時計のことを教えてくれる優しい方々です。時計好きって良い人しかいないの?
社会人になってから仕事上の付き合いがやはり大半を占めるようになり、趣味繋がりという利害関係の全くないコミュニティというのはとても貴重だったりします。(アラサーの方々にはとても共感していただけると思います)
もちろん利害関係ないのはユーザーサイドのコミュニティに限りますよね。当たり前ですが、時計師、メディア関連、輸入販売店、修理技師、ブティッカなどは生業として時計を扱っています。
特に時計師、修理技師の方々を尊敬しています。私は職人の世界に憧れがあるので。自らの手でモノを生み出したり、壊れたモノに新たに命を吹き込む技術は何にも代え難いものです。技術のない私は、彼らを応援するためにも何かしら出来ることはないかと最近思い始めています。
とりあえず時計好きの方々とワイワイしながらお互い好きな時計を買って共有して楽しんでいれば、それが時計業界を盛り上げていくことに繋がるんだと思います。
ということで今回は出会いについて書いてみました。自己満足の記事になりましたね。笑
これからもどうぞよろしくお願いします。
はせじ